絵を描くことが好きで
子ども達と過ごす日常や
何気ない日々の絵日記を描きはじめ
SNSに投稿をするようになりました。

投稿をはじめてからありがたいことに
絵を通じてお仕事を頂けるようになり
今は絵を描く活動をさせて頂いてます。

これまで
「好きなお絵描きで収益化するには」
「ポートフォリオを作るか否か」
「絵のお仕事はどこから受けているか」を
投稿してきました。

今回は
「絵のお仕事に繋がるまで
　どのような土台作りをしてきたか」
「絵を描くにあたり現在の環境」について
投稿していきたいと思います。

今回も文字がメインの投稿となっています。
ご興味ある方のヒントになると幸いです。

絵を描く余裕すらなかった子育てに追われた日々

私は長男、次男、長女の3人のママで
長男の妊娠を機に勤めていた職場を退職し
以来子育てに専念していました。

旦那の仕事は不規則で
両親も義両親も遠方

基本ワンオペで
待ったなしの育児に
自分のことは全て後回し

毎日1日いちにちを過ごすのに必死で
余裕がない日々を過ごしてきました。

目まぐるしい子ども達の成長の早さに
どんどん上書きされていく子ども達との記憶

そんな日々を忘れてしまわないよう
記録しておきたいと前々から興味があった
「絵日記に描いて残してみたい！」
と思うも日々を過ごすのに必死で
描けないまま月日が経っていきました。

そんな中、3人目の妊娠
今度こそ成長を絵日記で残したいと

3人目出産後にようやくペンをとり
スマホで絵日記を描きはじめました。

【はじめはスマホとタッチペンを使ってました】

絵日記を描きはじめてからの変化

当時、未知のウイルスが確認され
自宅で過ごすことが推奨された時期でもあり
人との関わりが減り家の中で子ども達に
つきっきりの生活が続いてました。

絵日記をはじめ
SNSを通して様々な交流が行われ
育児だけだった生活に育児以外の
楽しみも生まれました。

そんな中、投稿をはじめていくと
はじめてPR案件のお声かけがあり
いわゆるインスタグラマーのような
大きなアカウントでなく
小さな数百フォロワーのアカウント、
私の絵でもお声かけ頂けるんだと
驚いたことを覚えています。

【スマホでお絵描きをはじめて3ヶ月後に描いたお話】

ブログ開設と公式ブロガーへの憧れ

そこからも育児の合間合間をぬって
少しずつ投稿を続けていく中、
投稿数も増えはじめ
当時、育児絵日記以外にも
マイホーム記録の連載や
出産レポの連載をしていたこともあり
「ブログにまとめた方が
　読みやすくなるのでは？」と
ブログを開設しました。

【スマホで描きはじめたばかりの懐かしの投稿です】

また同時にブログには公式ブロガーといった
ブログの会社と契約を結び閲覧数に応じ
収益を得れる制度があることを知りました。

せっかく同じように
絵日記を投稿しているのであれば
還元があるとより嬉しいなと
公式ブロガーへの憧れも生まれました。

ただあくまでも憧れで
実際は育児に追われ
中々投稿もコンスタントに行えず
公式ブロガーになる条件もとても難しい為、
今すぐは難しいだろうと3人目が入園してから
公式を目指して連載や投稿を頑張っていきたいと
思い描くようになりました。

【公式ブロガーになる前から登録していた
　アフィリエイトについても書いています】

様々なコンテストがあることを知り挑戦しはじめる

育児をしながら
隙間時間を見つけては
投稿数は少ないながらにも
コツコツとインスタの投稿を続け、
同時にこれまでの投稿もブログに
まとめる作業を進めていきました。

限られた時間で十分に描く時間もとれず
更新間隔も長く空いたりしながらと
地道に投稿を続けました。

そんな中、投稿を続けていくと
色んなコンテストがあることを知り
コンテストにも挑戦するようになりました。

育児にまつわる投稿やオリジナル創作、
医療にまつわるものなど様々なものがあり
応募できるものは挑戦していきました。

コンテストへの参加にあたり
日中は子どもの対応がある為、
子ども達を寝かしつけた後の
限られた時間で少しずつ
描き進めていきました。

一気に進めることはできなかったのですが
地道に地道に自分の時間を作り
仕上げていきました。

これまで趣味という趣味を持てずに
子育てに追われ早7年。

自分の時間をとって
自分のやりたいことをする
久々に没頭できる時間に
夢中で作業を進めていきました。

応募した医療マンガ、創作マンガは
Ｘ（旧Twitter）にも投稿していた為、
それを見て頂きありがたいことに
お仕事にも繋がりました。

そして、
その年に挑戦した「育児絵日記」
「医療マンガ」「創作マンガ」と3つの
コンテストで受賞することが出来ました。

また受賞によって念願の
公式ブロガーにもなれました。

子ども達の対応に追われながらもコツコツと
少しずつまいてきた種が花開くのでした。

「小さな継続」で作り上げられた「土台」

とにかく育児の合間と
少しずつではあったものの
地道に継続し続けた3年。

絵日記を描きはじめる前は
「今は育児で忙しいから
　落ち着いてから絵日記をはじめよう」と
先延ばしにしていました。

当時はじめての育児にいっぱいいっぱいで
2人目も生まれ2人育児がはじまり
本当に手が回らないのは事実でした。

とにかく子ども達を生かし
守るのに必死になりながら1人
ワンオペ生活を耐え続けてました。

3人目が産まれてからも記憶がなくなるぐらい
がむしゃらに走り続けていましたが
「今しか描けないものがあるから
　今描き残したい」と決意。

自分が思っている以上に
全然時間がとれずに描き進められなかったものの
それでも少しずつ描き進め「継続」してきたことで
賞を頂けたり、お仕事も頂けるようにと
少しづつ変化が起きはじめました。

この小さな小さな継続が積み重なり
絵の活動を続けていく土台が
できあがっていきました。

後回しにせず取り組んだ結果「選択肢」に変化が起きる

いよいよ3人目の入園という
ひとつの節目を迎えようとし、
「これから頑張るぞ！」というタイミングで
絵を描く土台が積みあげられてきたのはありがたく
当初思い描いていた『入園してから』
絵日記をはじめていたら土台づくりに時間を要し
土台が出来上がる前に「外で働こう」と
お絵描きによる収益化までの発想には
至らなかったかもしれないと思いました。

私の場合、
在宅で子どもを見ていた時期にはじめたからこそ
ゆっくりではありながらも土台ができはじめ
3人目が入園後も在宅で絵を頑張ろうと
思えるようになりました。

元々医療機関で専門職として勤めており
（復職の可能性もあるので職種は伏せていますが
　機会があったらまたお伝えしていこうと思います）
ぼんやりと「また専門職に戻るのかな」と
思っていましたが今こうやって小さい頃から
思い描いていた絵を描く夢を叶えられ
ありがたく思っています。

収入面では固定給の専門職に戻った方が
安定ではあるかとは思うのですが
（職種もずっとやりたかったことで
　叶えられて嬉しかったですが、
　このお話もまた別途書きます）
これからも基本ワンオペ育児なのには変わらず
子ども3人のイレギュラーな対応にも
融通がきく在宅で働けるのであれば
それに越したことはなく
何より「絵を描く」というやりたかったことを
させてもらえるのも嬉しく
今、挑戦できることを
挑戦していきたいなと思いました。

専門職時代は人手不足の現場でもあり
イレギュラーな残業も多々あったので
現在のワンオペ育児の状況では旦那ないしは
近くに親族がいるなど協力体制が整わないと
現場に戻るのは厳しいと感じています。

今振り返ると独身で自由に時間が使えたから
勤めていけた印象があります。

【病院が出てくるお話】
＜救急ナース×救急医　自分の生き方を探す物語＞

＜医療現場からみた社会問題に触れたお話＞

＜原作にプラス在宅医療、看護、介護制度など資源について加筆した作画＞

やらなければはじまらなかった未来【現在の作業環境】

現在は日中は入園前の子どもがいる為、
基本は寝かしつけ後に作業を行っています。

子ども達3人そろうと
3人で遊んでもらえるので
日中も挑戦したことがあるのですが…

お察しの通り…
まっっったく進まず（笑）

3人で遊ぶといっても
都度喧嘩したり大騒ぎしたり
コンスタントに話しかけれたりと
都度作業中断だったり集中もできず
やっぱり無理だなと悟りました（笑）

現在の作業時間は、
子ども達を寝かしつけた後や
隙間時間をみつけての作業になる為、
「十分な時間」「まとまった時間」はとれず
作業時間も限られ多くの量はこなせてません。

色塗りは子ども達と話しながら
できる作業なので締め切りが迫っている時など
急いで仕上げたい時は子ども達と
過ごしながら進めることもあります。

それ以外の作業や
1人集中して作業をした時など
より多くの作業時間を確保したい時は、
睡眠時間をあてるしかないのですが、
睡眠はしっかりとり寝ているがゆえに
作業時間もわずかです。

なので本当にコツコツ少しずつ
進めているイメージです。

それでも作業に夢中になり
夜更かししてしまうこともあります。

しかし決して
無理をしているのではなく
自分の「好きなこと」
「関心があること」だから
不思議と苦にならず
楽しく取り組めています。

今ある環境で
できる範囲で
無理せず進めています。

3人目が入園したら
夜間に作業していたものを
日中の時間にあてれるようになるので
環境を整えていけたらと思います。

ふりかえって思うこと、そしてこれからのこと

土台づくりができはじめた今、
これからはこれまで時間の制限で
なかなか取り組めなかったことも
進めていけたら良いなと考えています。

子育てで手いっぱいで何もできないと諦め
子ども達の状況が落ち着いてから
スタートしようとしていましたが
時間がないなりに「少しの時間でも」と
こつこつ継続してきたことが繋がり
今こうして新たな道、選択肢が出来ました。

もしも関心、ご興味がある方は、
少しずつ取り組んでみたら
また新しい景色がみえたり
実際にやってみることで新たな発見、
気づきが生まれるかもしれません。

これは私自身の経験談にて
ほんの一例としてのお話ですが
何かしらのヒントになれたら幸いです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

また絵日記とあわせて
活動の現状や進捗、
日々の振り返りなども
綴っていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

さいとう　にこ

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